子犬のしつけ教室・出張レッスン・無駄吠えなどの問題行動矯正レッスンに取り組むヴィッセのレッスンは、それぞれの個性に合わせ、豊かな心を育み情緒が安定した子に育てることが目標です。
現在の家庭犬のしつけの多くは、警察犬や麻薬探知犬など、使役犬として人間のために働かせることを目的とした「訓練」が基盤となっています。訓練は「服従訓練」と呼ばれ、絶対的な主従関係が求められます。この訓練に見られる代表的なルールとして、
・犬を飼い主より先に歩かせない
・玄関を出る時は飼い主が先
・犬と一緒に寝ない
・ご飯は飼い主が先で犬は後
などがありますが、これらのことは、家庭犬のしつけとは何も関係がありません。
ヴィッセでは、訓練は行いません。なぜなら、家族の一員として育てる家庭犬のしつけには、主従関係も訓練も必要がないと考えているからです。
また、犬が無駄吠えや甘噛みをした時に、「マズルをつかんで叱る」「チョーク首輪で首を絞める」「仰向けにして押さえつける」などの体罰や、「缶を投げて驚かす」「スプレーで水をかける」というバカげたことも一切行いません。
使役犬として、指示された命令に忠実に従わせる訓練と、家庭犬として、共に暮らすためのしつけは、まったく別なものです。
ヴィッセが考える犬のしつけとは、文化も習慣もそして、コミュニケーションの手段も違うヒトとイヌが快適に暮らしていく為には、飼い主も学び、犬と共に成長していくことが大切なことだと考えています。
ヴィッセのレッスンは、一般的なトレーニングとは違う、他のしつけ教室にはない考え方、今までにないまったく新しい形のレッスンです。そのレッスンとは、日常生活で3つのことを行うだけです。ヴィッセでは、それぞれの個性に合わせた「共に暮らすためのしつけ」を行っています。
ヴィッセでは、無駄吠えなどの問題行動の矯正には、行動分析学における「行動療法」と呼ばれる技法を使って行っています。行動療法とは、不適切な行動や態度を適切な行動や態度に変えていく技法のことです。この行動療法の優れている点は、「客観性」と「明瞭性」で、技法自体が科学的で論理的であるということです。
「マズルをつかんで叱る」「仰向けにして叱る」などの体罰を与えることはありませんし、「犬が吠えた時に缶を投げる」という馬鹿げたことも一切行いません。また「主従関係」を前提とした「服従訓練」で必ず使用される「チョークチェーン」も使用しません。
私も行動分析学を応用してレッスンを行ってはいますが、行動療法というのは、あくまでも「学問」でしかないので、行動療法だけですべての問題が解決するものではありませんし、犬の心の奥底まで理解できるものでもありません。
ですので、通常のレッスンに加え※補完代替療法もレッスンに取り入れています。そして、私が何より大切にしていることは、「愛情」と「感情」です。なぜなら、我々と同じように心を持つ生き物である犬には、時として、机上の論理よりも愛情や感情の方が優るからです。
無駄吠えなどの問題行動で一番つらいのは犬自身なのです。※シーザー・ミランではありませんが、「犬にはリハビリを」「飼い主には訓練を」が私のモットーです。問題行動は、犬に適切な生活環境を与え、飼い主の方が犬の習性と学習の仕方を、正しく理解できれば必ず改善します。
※シーザー・ミラン
アメリカの有名なカリスマトレーナー。著書に「あなたの犬は幸せですか」がある。
※補完代替療法
補完代替療法とは、現代西洋医学以外の各種療法の総称。「相補する、補う」と「療法」を合わせた言葉で、一般的に自然療法や伝統的な医療を含めた様々な療法を指します。犬や猫の補完代替療法としては、ホメオパシーやバッチフラワーなどが代表的なものです。
補完代替療法では、表面に現れている身体的な問題だけではなく、精神的な状態やストレスの度合いなどの生活環境にも配慮し、犬の問題を部分的に捉えるのではなく、全体的(ホリスティック)に捉え、一頭一頭の症状に合わせて行うことが大きな特長です。
一般的に問題行動と言われている「何でも齧る」「拾い食いをする」「甘噛みをする」「飛びつく」「リードを引っ張る」「咥えた物を離さない」などの行動は、犬が犬としての遺伝情報に基づき本能的に行動しているだけで、問題行動でも何でもありません。
人間のもとに来たばかりの子犬に、問題行動というものはありません。前述した行動は、子犬であれば当たり前のようにやります。そんな子犬に甘噛みをしたら「口の中に手を入れて叱る」「マズルを掴んで叱る」、犬が吠えたら「缶を投げて驚かす」など、
いまだに犬を家畜として扱う、虐待同然のしつけが行われています。
最悪なことは、これらのしつけ方をプロのドッグトレーナーや、訓練士達が教えているということです。いくら👆のことを行っても、恐怖心や反発心を植え付けるだけで犬は何も学習しませんし、良好な関係を築くことはできません。
子犬のうちは褒めることはあっても、余程のことがない限り叱ることはありません。相手はまだ何もわからない赤ちゃんなのです。これらの虐待同然のしつけを行うたびに、その子の持つ良い芽を摘み取っていると思って下さい。
いまだに犬のしつけと言えば「スワレ」や「マテ」などを教えることだと思われていますが、それらをいくら教えたからといって、何も問題を起こさない子に育つ訳ではありませんし、情緒が安定した犬に育つとも限りません。
現在における家庭犬のしつけとは、犬が人間社会で暮らしていくうえで、やっても良いこととやってはいけないことのルールを教えること、そして、それらを教えるスキルを、犬をしつけようとする前に飼い主が学ぶことです。そうして初めて、しつけに対する適切なアプローチと、問題への的確な対処が出来るようになるのです。
Visse は、2000年4月横浜山手の地に、
「DOG HOUSE Visse」として誕生しました。
Visse の名前の由来は、
ドイツ語の「WISSEN=智の意」から取り、Visse という造語にしました。
Visse は誕生以来、
これまでに、2,000組以上の飼い主さまとわんチャンのレッスンを行ってきました。
愛犬と心を通わせ、犬だけではなく飼い主も学び、
犬と共に成長して行くこと。
それが 、Visse のしつけに対する理念です。
法人名 | 有限会社 Visse |
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代表取締役 | 糸山雅敏 |
所在地 | 神奈川県横浜市中区立野67-7 |
電話番号 | 045-621-0109 |
営業時間 | 受付時間:10:00~20:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
事業所の名称 |
DOG SCHOOL Visse |
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事業所の所在地 |
横浜市中区立野67-7 |
登録番号 |
【訓練】30-0072 |
登録の年月日 |
平成19年7月31日 |
有効期限の末日 |
平成34年7月30日 |
動物取扱責任者の氏名 |
糸山雅敏 |
登録に係る動物取扱業の種別 |
訓練 |
アクセス |
犬のしつけ教室・無駄吠えの矯正レッスン・出張レッスンを行うドッグスクール ヴィッセは、横浜市中区の山手駅から徒歩3分の好アクセスです。 |
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子犬のしつけ教室・無駄吠えの矯正レッスンを行っている、ドッグスクール ヴィッセのレッスンは、行動療法の他に補完代替療法を取り入れています。
補完代替療法とは、犬の精神状態やストレスなど、犬の問題を部分的に捉えるのではなく、現在の生活環境を重視した上で、問題をホリスティック(全体的)に捉え、
一頭一頭の症状に合わせて行うことが大きな特長です。ヴィッセでは、2,000年の開業以来、これまでに子犬のしつけ教室・無駄吠えの矯正レッスンで、1,500頭以上の
犬と飼い主さまをレッスンしてきました。子犬のしつけ教室・無駄吠えの矯正レッスンを行うヴィッセの出張レッスンは、日本全国どこへでもお伺い致します。