ヴィッセの基本理念~ヴィッセのテキストから~

2019/12/22

ヴィッセの基本理念

目標:心と体を育み、情緒が安定した誰からも愛される犬に育てること。

まず愛犬の気持ち、感情を理解して相手を尊重することから始めます。

「スワレ」や「マテ」などを教える時に、きつい言葉や命令調で指示をしたりしません。

強制して言うことを聞かせようとすることは、犬との「絆」を壊します。

ヴィッセでは、「すわって」「まって」「おいで」「行こう」と、子供に語りかけるように言っています。
ここでいう子供とは、幼稚園児以下だと思って下さい。

逆に、たとえやさしい言葉であっても、オヤツを使っていても、嫌がっていることをやらせれば、
それは強制であり犬にとってはやさしくありません。愛犬の声に耳を傾け、気持ちを理解し、
双方向のコミュニケーションを築くことが基礎になります。


また、甘噛みをしたら「マズルをつかんで叱る」「口の中に手を入れて叱る」などの暴力的な行為は絶対に行いません。

スワレやマテなどを、いちいち指示でさせません。


これらの動作は、犬がパニックになったり、興奮して衝動と感情をコントロールできなくなった時以外は、
イヌが自分で判断して自発的に行う事と考えています。
 

また、食餌の時、床にご飯を置いてマテをさせたり、「スワレ~マテ」を教えるときに、おやつを見せて教える人がいますが、
これは、食べ物に対する執着心を生み、無駄なストレスをかけるので、行わないで下さい。