犬のしつけ教室・出張レッスン・無駄吠えの矯正レッスンを行うドッグスクールヴィッセの新入生です~7月31日

2022/07/31

犬のしつけ教室・出張レッスン・無駄吠えの矯正レッスンを行うドッグスクールヴィッセの新入生です。
ヨークシャーテリアのラムちゃん(戸塚区)1才です。

ラムちゃんは、音に敏感でチャイムや物音に吠えてしまいます。まあ、犬ですからチャイムに吠えたり、
物音に吠えたりするのは普通ですが、生活環境によっては、近隣の迷惑になることもあります。

飼い主の方は、ホームセンタ-のしつけ教室に通われたのですが、そこで習ったことは、オヤツを使った一般的なトレーニングです。
一般的なトレーニングとは、お座りや待てとか、犬を横に付けて歩くとか、要は「犬に何かをさせること」です。

しつけには2つあって、ひとつは、お座りや待て、オイデなどを教える「動作を教えるしつけ」。
そして、もう一つは、吠えてはいけない、拾い食いをしないなどの「禁止のしつけ」です。

この禁止のしつけ方が、あるトレーナーは「無視する」「オヤツで気を引く」、またある訓練士は「叱る」
「缶を投げて驚かす」という風に、それぞれのトレーナーや訓練士によって違うのが現状です。

ラムちゃんは、とても優秀で教室ではトップクラスだったそうです。でも、家で吠える問題は全く治ることはありませんでした。
どんなにお座りや待てが上手にできたり、たとえ飼い主の横をノーリードで歩けるからといっても、
吠えて周りに迷惑をかけていたら本末転倒です。いまだにしつけとトレーニングが混同されています。

トレーニングは、人間の子供で言えば、テニスやサッカーなどを教える習い事のようなものです。
そして、それらが上手なことが良い子の基準ではありません。しつけとは、人間の子どもも、
犬も「やっても良いこと」と「やってはいけないこと」を教えることだと私は考えています。

以下、レッスン終了後に、飼い主の方からLINEに送られてきた感想です。

「はじめてのレッスンで、とくに男の人に対して警戒心が強いラムが、先生の言うことを素直に聞いている動画が送られてきてびっくりしました!
お散歩レッスンでは、今まで飛び跳ねるようにしか歩けなかったラムが、リードの持ち方を変えただけで、オヤツを一度も使うことなく、
まるで盲導犬のように横に付いて歩いてくれて感動しました。前のしつけ教室では、オヤツを散々使って横に付いて歩く練習をしましたが、
教室ではできても、実際のお散歩の時は全然ダメでした。先生は魔法使いのような方だと思いました!」