犬を理解しましょう~犬本来の性質~

2022/05/21

1. 身の回りのものは人の手も含め、すべて噛むためのオモチャだと認識している。
  >ものを鑑賞するという趣味はない⇒破壊するのが大好き
 
2. 学習能力は高いが、言語というコミュニケーション手段を持たない。
  >短い単語は覚えられるが、文章になると理解できない
 
3. 「反省」と「後悔」ができない。
  >叱るだけでは、悪い行動を改めることはできない⇒常に正解を教える
 
4. 利益(楽しい)か不利益(楽しくない)かで判断する。
  >楽しいこと(ご褒美)には近づき、嫌なこと(罰)は避けようとする
 
5. 狩猟動物である(意外と知られていない)
  >獲物を探し、追いかけ、咬みつき、引き裂き、食べるという本能を強く残している
 
6. 道徳心と価値観を持たない。
  >飼い主の価値観と、道徳心がそのまま犬に反映する
 
7. 社会性が高い。
  >仲間意識(群れ)が強く、独りでいると不安になる
 
8. 社会化期が短い。

  >不足すると、他の犬や人間に攻撃的、または臆病で吠えやすくなる
 
9. 嗅覚が優れている。
  >人間は「視覚」で判断するが、犬は「臭い」で判断する
 
10.現在(今)を一生懸命生きている。
       >犬には「過去」も「未来」もなく、今この瞬間がすべて
    
社会化期  
イヌの生後3~13週齢の期間を指し、親、兄弟達と暮らすことで、群れ社会の素地を身につけていく期間。
その後、人間社会での社会化が始まる。ヒト・イヌ・色々な音・車・など、人間社会の様々な刺激に慣れさせる。

その刺激には、「視覚刺激」「音響刺激」「接触刺激」の3つがある。