犬を理解しましょう

2017/10/30
色々な犬

1.身の回りのものは人の手も含め、すべて噛むためのオモチャだと認識している

  
>ものを鑑賞するという趣味はない。破壊するのが大好き。

 


2.学習能力は高いが、言語というコミュニケーション手段を持たない

  
>短い動詞や名詞は覚えられるが、文章になると理解できない。

 


3.「反省」と「後悔」ができない

  
>善悪の概念がないので、叱るだけでは悪い行動を改めることはできない。

 


4.物事を利益(楽しい=快)、不利益(楽しくない=不快)で判断する

  
>楽しいこと(ご褒美)には近づき、嫌なこと(罰)は避けようとする。

 


5.狩猟動物である(以外と知られていない)

  
>獲物を探し、追いかけ、咬みつき、引き裂き、食べるという本能を強く残している。



6.道徳心と価値観を持たない

  
>飼い主の価値観と道徳心が、そのまま犬に反映する。

 


7.社会性が高い

  
>仲間意識(群れ)が強く、独りでいると不安になる。

 


8.社会化期が重要

  
>不足すると刺激に敏感になり、他の犬や人間に攻撃的、または吠えやすくなる。

 


9.嗅覚が優れている

  
>人間は「視覚」で判断するが、犬は「臭い」で判断する。

 


10.現在(今)を一生懸命生きている

   
>犬には「過去」も「未来」もなく、今この瞬間がすべて。

    

 ※社会化期  

イヌの生後3~13週齢の期間を指し、親、兄弟達と暮らすことで、群れ社会の素地を身につけていく期間。
その後、人間社会での社会化が始まる。ヒト・イヌ・色々な音・車・など、人間社会のすべての刺激に慣れさせる。